3.11あの日の東京・下町で何が起きていたか?
東日本大震災から4年が経ちました。当時の記憶が薄れていくなかで、当研究所の事務所がある東京・下町では3月11日に何が起きていたのか写真とともに振り返ります。
その日、私は代休をもらい外出していました。
地震が起きたとき、自宅に帰る途中の電車内でした。車窓から外を見ると電線が大きく揺れ、車掌さんから「地震です。緊急停止します。」との車内放送があり、大地震が起きたことがわかりました。
すると、私の携帯電話には地震発生を知らせるメールが14時48分に届きました。
続いて、大津波警報が発令されたことを知らせるメールが届きました。
乗っていた電車は緊急停止しましたが、幸いにも先頭車両がホームに入っていたため電車から降りることができました。
一方、隣を走っていた電車はホーム手前で停車したため、乗客は車内からでることができなくなりました。
電車を降りて、隣駅にある実家に徒歩で向かいました。
実家に向かう途中、高砂橋から南方向で火災による黒煙が確認でき、橋では葛飾区の職員が点検作業を行っていました。
実家で母の無事を確認し、急ぎ車で墨田区の自宅に向かいました。
自宅に向かう途中には、消防設備の誤作動によるものと思われる消火剤の泡が路上に流出していました。車は渋滞もなく平常時と同じ時間で自宅まで戻ることができました。
自宅に戻ってからすぐに職場に向かい、情報収集を開始しました。
■ ブロック塀の損壊や外壁のはく落
■ 道路
京成線曳舟駅の明治通りを横断する踏切で、電車が緊急停止したため車の通行ができなくなりました。
京葉道路、明治通りなどの道路は、車がほとんど動くことができないほど大渋滞となりました。
■ 徒歩帰宅者
自転車店には、自転車を買い求める人が並んでいました。
■ 駅