平成２６年度みんなで減災研究会を開催しました

１２月１６日（火）、江東区総合区民センター「第５会議室」で、平成２６年度みんなで減災研究会を開催いたしました。

今回の研究会は、第三回東京都防災隣組認定団体「まちづくり昭島北」の宮田次朗副委員長をゲストにお迎えし、自らの地域で実践されている「死者ゼロ！防災隣組『互近助（ごきんじょ）』の取組」について話題提供をいただきました。

コミュニティ協議会「まちづくり昭島北」は、１１階から１５階建てのマンションなどで構成され、東日本大震災の半年前に協議会を立ち上げ、地域防災を共通テーマに活動をはじめていました。
その後、大震災を受け、「地域の防災力」の重要性や「防災隣組」の必要性が語られるようになり、死者ゼロを目指した「防災隣組“互近助”活動」に取り組み、安否確認ステッカーの全戸配付や管理組合と防災協議会の立ち上げ、防災隣組組織の構築、中学生と合同の防災訓練の実施など、取り組まれてきた苦労話なども交えてこれまでのさまざまな取り組みをお聞きしました。

その中でも、ご近所で仲良くすることを念頭に「防災隣組」を組織して実施した安否確認訓練などは、今まさに各地の自主防災組織に求められている活動で、このような取り組みが広がっていくことで地域の防災力が向上していくのではないかと考えています。