投てき水パックを町内に配備する取組をはじめる-墨田区八広六西町会
木造密集地域を抱える東京都墨田区の八広六西町会では、初期消火対策として町内に設置している街頭消火器のほかに、新たに簡単に消火できる「投てき水パック」を配備する取り組みをはじめました。
13リットルの赤いバケツには、12個の投てき水パックが入っています。
投てき水パックは、当研究所が開発した簡易消火具で、袋に水が入ったものを火元に向けて投げて消火するもので、12個で消火器1本分の消火能力があると認定されています。
同町会の担当者は「予算が少ない中で街頭消火器は維持管理費の負担が大きく、今後はより安価でかつ誰でも消火できる消火具として街頭消火器と合わせて地域に備えていきたい」と話していました。
初期消火は「消火」という言葉が入っていますが、火を完全に消すことだけが目的ではありません。延焼を防ぐことも大事なことです。
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